板野東部消防組合議会研修実施(2017/8/28)

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消防車両(消防ポンプ車)製造過程及び車両艤装工程等について視察研修を実施した。
・日時・H29年8月28日から29日の日程
・視察先・日本機械工業株式会社・29日横浜市防災センターにて研修

大正11年創業の東京八王子にある日本機械工業は、消防ポンプ自動車メーカーとして長い歴史と伝統の中で蓄積された技術に、電子制御によるハイテク機能を加味し、各種の消防車両や油圧駆動式水中ポンプ・大容量送水システム等の開発に積極的に取り組み複雑多様化する時代の変化に対応してきた実績がある。

消防ポンプ車の製造過程を見学。各種部品が手作りで作られている様子について紹介してくれた。

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ポンプの仕組みや性能について。最近はフリーメンティナスのポンプに変わって半永久的に耐用年数が拡大した。

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SKYARMEと呼ばれる屈折はしご付き消防ポンプ車は、はしご車と違ってクレーンにバスケットがついたような、狭い場所や水中などの救助車として機動性に優れた車両として注目されている。

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多様化する消防活動の中で、地域の状況や時代の変化等に対応できる消防車両の製造は技術的にも日々向上が要求される、それに応えているのが、長年の歴史の中で技術や伝統を誇りとしてきた日本機械工業。今後のさらなる発展に期待する。

板野東部消防発注のポンプ車、現在組み立て段階、10月ごろ完成の予定。
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29日横浜市防災センターを視察

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向ったのは横浜駅から徒歩10分ほど、神奈川区沢渡(さわたり)にある「横浜市民防災センター」。防災センターは災害を「知る」「体験する」「備える」の観点から学ぶことで正しい防災知識を普及することを大きな目的に1983(昭和58)年4月1日に開設。

横浜駅周辺の地下街や高層ビルで火災などが発生した場合に出動する車両基地や、一時避難場所としての役割も担っていて、入館無料。

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その後、施設の老朽化対策や「市民が安全安心に暮らせるため、総合的な防災実践が体験できる施設にしよう」という市の方針によって1995(平成7)年に全面リニューアルして、現在の状態となった。

来場者は自治会や企業の防災担当者をはじめ、小中学校の見学などで訪れるケースも多く、開設以来、年平均4万3千人台であったが2016年4月1日リニューアルオープン、昨年は10万人を超えた。

概要を聞いたところで、職員の案内でセンター内を見学。

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研修室でセンター職員から、 臨場感あふれる映像で、災害の恐ろしさを知ることができる、災害シアターや、震度7までの揺れや、過去の地震、今後起こりうる地震、そして、戸建住宅から超高層ビルまでの揺れなどを体験できる地震シミュレーター。

映像や音響などの演出で、地震、風水害、火災などの発生から、避難までを体験し、身を守るための行動を学ぶことができる、減災トレーニングルームなど、ここでしかできない体験ができる。

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災害発生時における自身の行動を確認できることは、今後のことを考えればよい訓練になる。日ごろからこのような施設を利用して避難の仕方や行動を自然と身につけておくといざという時にパニック状態にならず冷静に対応できるように感じた。